2019入学式配布学級通信

【高校時代をどのように使うか?】
僕が冒険を好むのは事実だけど、冒険をやる前の学習が一番魅力的なんだ。
(
リチャード・ブランソン)

 【準備】
高校時代の使い方の1つに準備があると思います。
高校での準備の多少が卒業後の充実度を左右すると言っても過言ではないでしょう。

【準備って・・・】
「高校時代は準備」なんて聞くと、あまりいい気分ではないかもしれません。
準備っていうより、高校生活を思いっきり楽しみたいんだけど・・・なんて声が聞こえてきそうです。
・・・でも、ちょっと待って・・・
本来、準備って楽しいもの、ワクワクするものなのだと思います。
私は旅行が好きです。
否、旅行の準備をするのが好きです。
旅行自体よりも旅行の準備をしている時のほうが楽しい。

【高校時代の準備って何?】
「学校行事」は高校時代にできる人生の準備です。
思いっきり楽しみましょう。
「課外活動」は高校時代にできる人生の準備です。
思いっきり楽しみましょう。
「勉強」は高校時代にできる人生の準備です。
思いっきり楽しみましょう。

【楽しい=楽(ラク)ではない】
忘れないようにしたいのは、「楽しい=楽(ラク)」ではないということです。
一生懸命にやるから、楽しい。
一生懸命にやるから、楽(ラク)はできない。
進歩するから、楽しい。
進歩しようと思ったら、楽(ラク)はできない。
こんなことは、もう皆さん分かる年齢ですよね。

上書き:消去ではなく蓄積

中学校の先生が愚痴を言っていました。
なんでも「中学校の時にあれほど一生懸命に色を塗ったのに、高校に入るとその上に色を塗られてしまう。そしてその色が濃すぎて中学校のことを忘れてしまう」ということでした。

なるほど、言っていることは分かる気がします。
高校でもこの上書き効果は莫大で、様々な豊かな体験が大学受験に塗りつぶされてしまいます。

学校行事や部活動やボランティア活動や級友との語らいなど、様々な体験を蓄積してきました。
しかし悲しいことに、高校3年間さまざまな体験を積み重ねるのですが、結局は「大学受験がすべて」になってしまう人がいます。
高校3年間の評価が大学受験だけとなってしまう人がいます。
蓄積ではなく消去してしまう・・・
上書きとは、消去ではなく蓄積だと思います。

話は変わりますが、大学受験は手段であって目的ではありません。
大学受験の目的は「長い人生で4年間、自由で充実した生活を送ること」でしょう。
AO入試だろうが推薦入試だろうが一般入試だろうが第一志望だろうが不本意入学だろうが関係ない。
手段に縛られるのはもうやめましょう。
長い人生で4年間、自由で充実した生活を送ってもらいたい。