大学進学方法は「総合型選抜」、「学校推薦型選抜」、「一般選抜」の3つ。
総合型選抜、学校推薦型選抜を一般的に「年内入試」と言います。
年内入試は「1月に行われる大学入学共通テストの前に合否が決まる」ということで人気急上昇中の受験方法です。
一方で大学入学共通テストを受験して、高校 3 年 3 月まで進路の決まらない「国立大学一般選抜」の人気は急降下。ライバルがどんどん減っています。
ということで、今回の学年通信のテーマは「一般選抜を視野に入れよう」です。
茨城大学の入試結果(倍率)を見てみましょう。1倍台の学科が多いことに気づきます。ライバルの少なくなってきた一般選抜も視野に入れてみませんか。
茨城大学入試結果(倍率)
【問題集の勧め】
一般選抜で重要なのは「教えてもらう」ではなく、「自力でマスターする」です。
もちろん、教えてもらうことも必要ですが、これは授業で十分(っていうか、授業で何とかしなければいけません)。
で、「教えてもらう」だけでは「分かったつもり」で終わってしまって、知識・技能は蓄積されません。
知識・技能を蓄積するのに必要なのが「問題集」です。
【問題集の選び方】
①学校採用教材を用いる。
定期試験の範囲になるなど、勉強がしやすいですし、教師のアドバイスももらいやすい。
②自分で選ぶ場合は「まえがき」や「はじめに」が充実している教材を選ぶ。
「筆者の思い入れ」はこの部分に出ます。ポリシーや熱量がある教材っていいですよね。
③どのような力を付けたいかを自覚して教材を選ぶ。
④立ち読みして「ぱっと見 70%は分かる教材」を選ぶ。
一番大事な「継続」と手に入れたい「知識・技能」のバランスが取れているのがよい。
【問題集を手に入れたら締め切りを作る】
締め切りは守らなければダメですが、それ以上にダメな場合があります。
「締め切りを作らない」です。
締め切りを作らないということは「完成させる意思がない」ということです。
問題集に取り組む際には(繰り返しを前提とした)締め切りを作りましょう。
大学入学共通テストまで残り 60 週を切っています。
皆さんは、「○○までに△△を終わらせる」といった締め切りは作っていますか?