個別試験に向けて

共通テストでうまくいかなかった生徒も、冬休みに入ってからの学習(1日中弁用できる)は「伸び」を実感できてきたことと思います。

英語に関していえば「量に負けない」が身についてきました。
量をこなせるというのは試験本番でも赤本演習でも大きなアドバンテージです。

勉強する科目が減って、だいぶ楽になったはずです。
これからは、絞って勉強できます。

実際に個別試験の過去問を解いてみると意外と点数がとれることに気づくはずです。
赤本は合格最低点プラス10%を取れるようにしましょう。
本番は練習とは違います。
本番でいつも通り得点するってメチャクチャ大変なことなのです。
余裕をもって本番に突入するためには赤本で「制限時間マイナス15分で合格最低点プラス10%」です。

一方で、個別試験は共通テストとは全く違う試験です。
ちょっと大げさですが、その違いは「3000m障害走の選手が110mハードルに挑戦する」みたいなものです。
個別試験は共通テストと違って知識重視なものも見受けられます。
全くタイプの違う試験を受けるのですからきちんと対策をして臨みましょう。

何とかなるとは思ってはいけません。
共通テストで「何とかならない」と学んだはずです。
自分に厳しく一日中勉強しましょう。

明日は共通テスト

1. 模試だと思って受ける:模試よりもはるかに楽な日程
今までで一番楽な日程だ。余裕を持って受験できるはずだ。

2. 失敗は前提
失敗を恐れないこと。共通テストでは20点の失点なんて普通。「数学で最初の1題を間違えてあとは五月雨式に20点の失点」だとか。でもこんなのはどんな受験生もしている失敗だ。失敗しないで5教科7,8科目を乗り切るなんて不可能。誰もが失敗する。だから、失敗で合否は決まらない。普通にやって普通に失敗すればよい。

3.時間配分に注意
熱中するあまり、時間配分を忘れるなんていうことのないようにすること。共通テスト本番は模試以上に「考えさせる問題」が多く出題されるので時間オーバーになりがちである。「できない問題は後回し」も必要である。後回し問題のマークし忘れに注意。

4. 傾向が変わっても慌てない
傾向が変わっても適切な時間配分でやること。条件はみな同じ。

5. 行き詰まったらもう1回問題をきちんと読む
行き詰ったときには問題を読み違えていることがある。

6. きちんと考える
現社や理科基礎などは「きちんと考えれば解ける問題」が存在する。「知らない=できない」といった考えは捨てること。時間を余らせるなんて論外である。

7. マークミスに注意
所々で解答番号を確認して解答のズレを防ぐ。

8. 見直しをきちんとやる
時間が余ったら必ず見直しをする。最初の答えと見直しの答えとで迷ったら最初の答えを優先させるとよい。時間配分を守るために「とりあえず~番としておいた答え」もあることだろう。もう一度見直すこと。

9. 血行を良くすること
休み時間(特に昼休み)は散歩をするとよい。受験票を持参すること。

10. 試験監督は味方
試験監督が試験場に入ってきたら「味方」だと思え。わたしも入試の試験監督をやるが、試験監督は「自分の試験場の生徒には全員合格してほしい」、「何とか受験生の力になりたい」と思うものだ。

11. 前の試験の話は絶対にするな
終わった試験の話は絶対にしない。次の試験に全力を尽くす。周りで終わった試験の話をしている連中がいるかもしれないが、耳を傾けない。饒舌な輩を見たら「自信がないんだな」と冷めた目で見てやれ。

12.「分からなかった」という感覚があるほどできている
「分からなかった」と思うのは分からなかった問題が少なかったからである。分からなかった問題が印象に残ったのだ。試験終了後に「分からなかった」と思っても、問題のないことが多い。

13. 早めの行動を心がける
時間に余裕があると心にも余裕ができてケアレスミスが少なくなる

14. 前日は眠れなくても心配しない
1日や2日、眠れなくても、次の日のパフォーマンスは落ちない。ゆったりと過ごせればよい。

15. 高望みをしない
道理は「あるものしか出せない」である。「ないもの」を出そうとすると「あるもの」も出せなくなる。前日に詰め込む、直前に詰め込む、こういった作業は「ないものを出そう」とする心理状態。前日と直前にやるべきことは「詰め込み」ではなく「模試で間違えた個所の確認」である。

16. 重ね着
温度調節ができるように重ね着が基本。コロナ対策換気で冷えることもある。

大東亜帝国とコスパ

マイナビの「大東亜以下⑨」が話題になりました。
ここで考えさせられたのは私立大学一般入試のコスパの悪さです。
「大東亜以下⑨」を見たときに多くの人の頭に浮かんだのは「学歴フィルター」のようでした。
大東亜帝国群以下だと学歴フィルターに引っかかってもしょうがないといった論調も目立ちました。
一方で、大東亜帝国群の学部は概ね共通テストでは70%以上の得点率が必要になります。
大学入学共通テスト70%は地方の県立2番手校からすると目標とすべき得点率だと思います。
それなのに、「学歴フィルターに引っかかってもしょうがない」という目で見られてしまう。
私立大学に一般入試で入るのは本当にコスパの悪いことだと思ってしまいました。
学校推薦型選抜や総合型選抜が流行っている中で、私立大学に一般入試で入ろうとするのは本当にコスパの悪いことだと思います。
一般入試で進学しようと思ったら国公立大学を目指すべきなのでしょう。

ここで国公立大学の魅力を一つ。
国公立大学は学校推薦型選抜も総合型選抜もある程度の倍率を確保しています。
つまり、国公立大学を目指す受験生は学校推薦型選抜であれ総合型選抜であれ落ちる可能性が高いのですから、一般入試を視野に入れて勉強しなければなりません。
国公立大学の学生のほとんどは一般入試の勉強をしてきたということです。
国公立大学の魅力の一つは「受験勉強してきた学生ばかり」というのもあるのでしょう。

一般入試を選んだ以上は「受験勉強をしてきた学生ばかり」といった大学に進学するほうが自分の中で納得できるものが大きいのではないでしょうか?