2種類のアウトプット

第2回全統高1模試がありました。
模試のたびに職員室で何人もの先生が言うのが「教えたものが出題された」。
実際に模試では教えたことがよく出題されます。
しかも「何度も強調して教えたもの」がです。
何度も強調して教えたものが出題されると教師は嬉しいものですし、生徒の出来に期待します。

しかし、職員室での「教えたものが出題された」の後に必ず続くのが、「なんでこの前教えたばかりなのにできないんだ?」、「なんであんなに強調して何度も教えたのにできないんだ?」です。
生徒は模試の直前に教えた問題も間違えるものです。

教員の意識改革が必要だと思います。
生徒は教えたものが模試に出てきても間違えるものだ、と。

普段の授業を振り返ってみれば分かります。
昨日教えたことを今日聞くともう分からない・・・

授業がこれなのですから、「教えたことが模試に出題されても間違える」のは当然です。
まずは、授業中の「昨日教えたことを今日聞くともう分からない」を何とかしなければなりません。
これを克服するには「対話型の授業で何度も何度も確認する」や「アウトプットを意識した授業を行う」などがありますが、「アウトプットには2種類ある」と記しておきたいと思います。

①単語テストのように準備をしてからのアウトプット
「短期記憶」で終わってしまう可能性がありますがインプットには有効です。
②いきなり発問されたときに頭の中から適切な情報を探して表現するアウトプット
=臨機応変なアウトプット→模試での「再現力」につながると思っています。

単語テストのような準備をしてからのアウトプットはほとんどの生徒が意識していると思いますが、臨機応変なアウトプットに意識して取り組んでいる生徒はあまりいないのではないでしょうか?
他人が指されているときに、自分が指されているかのように考えさせることが重要です。