推薦入試と意欲

進路ガイダンスがありました。
その中で推薦入試で合格した卒業生から「推薦入試は学力ではなく意欲を見られる」とありました。
その話はこれ以上展開されることはなかったので、ここで少し補足をしたいと思います。

意欲を見てもらうためには以下の4つを満たす必要があります。
1.他の受験生と差別化できる意欲はあるのか?
推薦入試を受ける以上、意欲は皆が持っています。
意欲を見てもらうためには他の受験生と差別化された意欲でなければいけません。

2.その意欲は大学が提供する学びと一致しているか?
差別化された意欲があっても、これが大学が提供する学びと一致していなければ、面接官は「なぜうちの大学?」となってしまいます。
「意欲は立派だけれどもうちの大学ではその意欲を満たすお手伝いはできないよ」となると、これはもう不合格。

3.その意欲を言語化できるか?
意欲は伝える道具は言葉だけです。
表情や声の大きさで意欲を伝えることはできません。

4.その意欲を短い時間で面接官に理解してもらえるか?
面接官に「この生徒の話はもっと聞いてみたい」と思わせることができるかどうか。

上記4つの条件を満たすのはかなり大変でしょう。
であるならば、意欲に頼るのではなく(意欲で差別化を図るのではなく)、学力で勝負したほうがいいのかもしれません。
上記卒業生は「推薦入試は学力ではなく意欲を見られる」と言いましたが、推薦入試であっても小論文や口頭試問など学力試験があるのですから、学力で勝負するというのも賢いやり方だと思います。