教育ってサービス業?

教育をサービス業だと言う人がいます。
たしかに、教育はサービス業という面もあると思いますが、私はこの考えを学校に持ち込むのは危険だと思っています。

サービス業というのは、消費者マインドを前提に成り立っています。
消費者マインドとは「最安値で最高のサービスを手に入れたい」というものでしょう。

これを生徒に適用したらどうなるか?
教育をサービス業だと考えている生徒に適用したらどうなるか?
「自分は最小の努力(?)で最大の効果を上げる権利がある」と考える生徒の誕生です。
生徒はお金を払う立場ではないのですから(親がお金を払う)、「最安値で最高のサービスを手に入れる」ではなく、「最小の努力(?)で最大の効果を上げる」を求めるのは容易に想像がつきます。

果たしてこういった気持ちで実力はつくのでしょうか?
予備校には、ただ授業料を払うだけで努力をしようとしない生徒を指して「お客さん」という言葉があるそうです。

そう言えば、勉強しようとはせずに「あの先生は分かりやすい」だとか「あの先生は分かりずらい」と言う生徒がいます。
こういった言葉も「最小の努力(?)で最大の効果を上げたい」といった消費者マインドからくるのかもしれません。

そう言えば、勉強しようとはせずに「勉強の仕方が分からない」と言う生徒がいます。
こういった言葉も「最小の努力(?)で最大の効果を上げたい」といった消費者マインドからくるのかもしれません。

そう言えば、勉強しようとはせずに「居残りは何点以下ですか」と言う生徒がいます。こういった言葉も「最小の努力(?)で最大の効果を上げたい」といった消費者マインドからくるのかもしれません。

以上が、私が学校にサービス業という考え方を持ち込むのは危険だと考える理由です。