先日、河合塾のセンター模試、全統マーク模試がありました。
朝8:30から夜7:50までの長時間に渡る試験でしたので、当日は「模試の復習」をする時間は取れないだろうと思い、今日の授業は「模試の復習」の時間にしました。
ところで、英語は時間内に終わらなかった生徒がいたようです。
「長文が終わらなかった」といった声を耳にしました。
さて、「模試の復習」の時間です。
ほとんどの生徒は、第1問から『解答解説冊子』で確認していきます。
「違う」と思いました。
「長文が終わらなかった」と言っていた生徒までが、『解答解説冊子』で第1問から確認していたからです。
長文が終わらなかったのなら、「終わらなかった長文」に取り組むべきだと思います。
時間をかけてでも「全問解ききる」必要があると思います。
原則は、センター模試は、時間内に終わらせる。
時間内に終わるようになったら、精度を上げていく。
でも、万が一、時間内に終わらなかったら、あとで時間を確保して何としても全問解ききる。
とにかく、全問を解ききらないと、センター試験の全体像は見えてこない。
全体像が見えて初めて、センター試験の効果的な学習ができるようになるのだと思います。
また、自分は「時間さえあれば解けたのか」、それとも「時間があっても解けなかったのか」を知ることは重要です。
これによって、取るべき対策が変わるからです。
模試の復習は、惰性で形だけやるのでなく、必要性を満たした効果のあるものにしたいものです。
第1回全統マーク模試の復習