受験にはいくつも厳しさがありますが、これらの中に「一発勝負で力を発揮できなければならない」というものもあると思います。
一発勝負で力を発揮するためには、余裕のある実力をつける必要があると思います。
平昌オリンピックで小平選手が金メダルと取りましたが、解説を読むと完璧なレースではなかったそうです。しかし、小平選手は「失敗しても金メダルと取れるだけの実力」を身につけていたということでした。
受験はオリンピックとは違います。
しかしながら、目標設定という面では「失敗しても合格点を取れるだけの実力をつける」とすることは必要だと思います。
東京工業大学に進学したK先輩のアドバイスです。
「また合格最低点+50点を計算して、それにあわせて、自分はこの教科でこの点数をとろうということを計算してください。やることが自ずと現れてくるはずです。合格した人はみんなやっています。とらなければいけない点数と今の自分がとれそうな点数を客観的に見比べて下さい。ここで最低点+50というのが大切で、辛いからといって最低点にかえてはいけません。」
一発勝負の厳しさ