質の高い勉強

【質の低い勉強】
<短い時間で終わらせる勉強>
「量より質」という言葉をしばしば耳にします。だからか、質の高い勉強を「短時間で最大限の効果を上げる勉強」と勘違いする生徒がいて困ってしまいます。「量より質」という言葉は本来、「量は前提である。量だけでは駄目」という意味のはずです。量を否定したものではないはずです。そもそも、短時間で終わるということは「表面しか見ていない」だとか、「レベルの低いことしかやっていない」ということでしょう。

質の高い勉強とは「表面では終わらないで本当の理解を目指す」だとか「レベルの低いことから始めて、レベルの高い問題でそれを再現しようとする」というものです。質の高い勉強は、短時間では終わりません。

【長時間が前提】
私の考える質の高い勉強とは、
レベルの低いことから始めて、レベルの高い問題でそれを再現しようとする勉強
です。(レベルの低いことを侮ってはいけません)

これを実現するためには「長時間学習」は避けられません。もし君が、「勉強を短時間で済ませたい」という理由で「質の高い勉強」を目指しているとしたら本末転倒です。難関大学に進学した先輩で勉強を短時間で済ませていた先輩は一人もいませんでした。

質の高い勉強とは「時間に追われない勉強」です。時間に追われながら、質の高い勉強なんてできっこありません。必要なのは「後回しにしない」という姿勢。取り掛かりを早くすること。後回しにすると時間に追われた勉強になってしまいます。時間に追われるとミスが増えます。時間に追われると視野が狭くなります。質の高い勉強は余裕のある状態で可能となります。取り掛かりを早くして、長時間勉強する。これが、質の高い勉強です。

【適切な時間と適切な場所】
質の高い勉強には、適切な時間適切な場所が必要です。時間や場所を間違えると質の低い勉強しかできません。

適切な場所で、質の高い勉強、すなわち「レベルの低いことから始めて、レベルの高い問題でそれを再現しようとする勉強」に励んでもらいたいと強く思っています。