4月は自分の殻を破る

ある漫画が印象に残っています。
記憶をたどってみました。
ちょっと創作も入っているかもしれません。

バスケットボールの話でした。
新入生がバスケットボール部に入ります。
先輩がコートに入っていいと言いました。
新入生はいいところを見せようと張り切ってコートに入ります。

ゲームが始まりました。
しかし、先輩のパスはとんでもない所に飛んでいきます。
全くパスが取れません。
まるでわざと届かないところにパスを出しているかのようです。
こっちは活躍したいのにパスをくれないなんて、なんて意地悪な先輩なんだ。

笛が鳴って新入生はコートから出ました。
コートの外で見ていた先輩からは「まだまだだな」の言葉。
いやだって、先輩がパスをくれる気がないんじゃしょうがないじゃん。

さて、外で見ていた先輩が新入生と交替でコートに入りました。
ゲームが始まりました。
新入生は目を疑いました。
先ほどの全く取れないところにパスを出していた先輩は、さっきと同じようにパスを出しています。
しかし、プレイは流れるように進んでいきます。
絶対に追いつかないであろうパスに皆が追いつきプレイが続く。

・・・自分がパスを取れなかったのは先輩が意地悪なパスを出すからではなかったのです。単純な力不足・・・

新入生は先ほどの気持ちを恥じるとともに、「この先輩のパスが取れるようになりたい」と強く思います。
そして、このような先輩とバスケットボールができる環境に感謝するのです。

4月は「自分の殻を破る」時期です。
教師に何か無茶なことを言われたら、意地悪と感じるのではなく、殻を破るチャンスだと思ってもらいたい。

脱皮しない蛇は滅びる。(ニーチェ)