塾での特別授業

ある塾に招かれて特別授業をしてきました。
塾生は月謝を払って、その塾の授業を受けています。
塾は月謝をもらって、人と時間と場所を提供しています。

塾生は私の授業を受けるために月謝を払っているのではありません。
このことは肝に命じていなければなりません。
とても貴重な時間と場所を頂きました。

中学1年生には、「英語の楽しさ」と「躓いてしまった生徒の再スタート」をテーマに授業をしました。
苦手科目を克服するには「出来ない場所まで戻る」が大原則です。
中学1年生はまだ英語はほとんど進んでいません。
中学1年生は英語については「ちょっと戻るだけ」でいい。
学年が進むとたくさん戻らなければならなくなります。
中学1年生のこの時期は「英語をやり直す絶好の機会」です。

中学2年生には「リスニング力向上トレーニング」をテーマに授業をしました。
洋楽を「内容を理解」し「単語を確認」した上で、歌詞を見たり見なかったりしながら聴いてみました。
洋楽(言葉遊びの要素の薄いストーリー性のある歌詞のもの)は、リスニング力向上にとても役に立つと思っています。
また、「知らない単語は聞き取れない」ということも実感してもらえたと思います。
ちなみに洋楽はいいと思いますが、ネット動画はダメ。ネット動画は「おすすめ」が次から次に出てきてしまい勉強どころではなくなってしまいます。
スマホが普及した今、中高生の一番の勉強の邪魔はネット動画だと思っています。
洋楽はきちんとCDを買うべきでしょう。

中学3年生には、英作文の書き方の指導をしました。

この塾は集団授業です。
集団授業では「他の生徒に気を使って自分を出さない」といったこともあり得るのですが、この塾は違う。
塾生の反応も表情もとてもいい集団でした。
こちらもどんどん楽しくなってきます。

私は勉強ができるようになるには、「生徒のできるようになりたいという気持ち」と「その気持ちを満たす環境」のほかに、「この生徒をできるようにしたい、といった教師の気持ち」があると思っています。
教師の気持ちを盛り上げる素晴らしい生徒たちでした。