レベルを変えるということ

授業で某大学の2016年度入試問題を扱いました。

時間内に終わった生徒は数人。
内容レベルの高い英文を読むと遅くなってしまう。
難易度の高い語彙がある英文を読むと遅くなってしまう。
結局は、自分のレベルを上げるしかありません。

正答率も散々だったようです。
結局は自分のレベルを上げるしかありません。

ところで、レベルを上げるということを簡単に考えすぎている生徒がいます。
レベルを上げるっていうのは、レベルを変える、つまり「別な人間に生まれ変わる」ということです。

今回60%しか取れなかった生徒が、75%取れるようになるためには、「別な人間」にならなければなりません。
「別な人間」になるっていうのは、大変なことです。

『はじめの一歩』というマンガに、心を打たれる台詞がありました。

「キサマらを強くするのは毎日の積み重ねじゃ。じゃが逆もまた然り!毎日の積み重ねがキサマらを弱くする!漫然と日々を過ごすなっ。」

さて、夏に「別な人間」になれるのでしょうか?

レベルを変えるということ
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