全統高2記述模試結果の見方

全統記述模試で出るのは「国公立大学2次試験」または「私立大学個別試験」の判定です。この判定で一喜一憂できるのは「私大専願者だけ」です。国公立大学については、あくまでも「二次試験科目のみ」の判定です。国公立大学は「二次試験」だけではなく「センター試験」も要求されます。

今回、「国公立大学の判定がよかった生徒」が何人もいますが、これは単に「二次試験科目ができた」ということにすぎません。例えば、埼玉大学教養学部の二次試験科目は「英語だけ」です。つまり、他の科目がどんなにできなくても、英語さえできればA判定が出てしまいます

国公立大学は、どんなに二次試験の科目ができても、センター試験ができなければ受験することはできません。今回、国公立大学の判定がよかった生徒は、「二次試験科目ができただけ」ということを忘れてはいけません。「自分はセンター試験で満遍なく得点できるか」と反省しましょう。この反省は「ごめんなさい」ではなく、「センター試験さえクリアすれば、二次試験は大丈夫だ」といった自信につながらなければなりません。

ほとんどの生徒は、センター試験で満遍なく得点できる状態にはなっていません。まずは、センター試験をクリアすることが最優先です。ちなみに、センター試験は「難易度」ではなく「出題量」によって平均点を下げようとしている試験です。ですから、どの科目も「量に勝つ」といった視点で学習しなければなりません。

春休みは、満遍なく勉強できるチャンスです。量を稼ぐチャンスです。つまり、この春休みは、センター試験のために勉強する貴重な機会となります。残り1週間です。

今回の模試の結果がダメだった生徒へ。30%の得点率で偏差値50を超える試験でした。ここで偏差値が50未満の生徒は得点率が30未満だったということ。つまり、基礎的な問題を落としたということです。「基礎固めができていない」ということです。この春に基礎固めの時間を取りましょう。始業式以降はまた日常に戻らなければなりません。