大学入試センター試験は、平均点が6割であることを目指した試験です。
勉強しなかった生徒対象ではなく、センター試験のために勉強してきた受験生の平均点が6割であることを目指した試験です。
ちなみにセンター試験は「難易度」ではなく「解答時間の長さ」で平均点6割を目指したテストです。
どの科目も時間さえかけることができれば高得点を取ることができます。
どれも基礎的な教科書レベルの問題です。
しかし、時間が足りない。
「時間が足りない」を克服した生徒が高得点を取ります。
「時間が足りない」を克服するために必要なのは「確実な知識」です。
1つのちょっとした迷いが複数の解答可能性につながります。
ここに試行錯誤が生まれる。
試行錯誤を繰り返すたびに時間がなくなり焦りでどうにもならなくなってくる。
これがセンター試験の難しさです。
さて、“今日”を英語で言えますか?
誰もが即座に「today」と答えるはずです。
これが知識です。
知識は何の迷いもなく即座に出てくる状態にしておかないと役に立ちません
教科書レベルの基礎的な知識しか要求されないのですから、すべての教科について、知識面は「何の迷いもなく即座に出てくる」ようにしておく必要があります。
結局のところ、6割の鎖(制限時間の縛り)を振りほどくためには「やり込んで本当の実力をつける」しかありません。
センター試験高得点の心構え