想像力から学ぶ

私たちは何から学ぶのでしょうか?

「経験から学ぶ」という人がいます。
これはリアリティーが高く、学習効果も高い。
しかし、経験は有限です。
たくさん学ぶためにはたくさん失敗しなければならない。
人生の岐路において失敗はしばしば致命的になってしまいます。

「歴史から学ぶ」という人がいます。
2015年1月31日に逝去したドイツの元大統領ヴァイツゼッカー氏は、「過去に眼を閉ざす者は、未来に対してもやはり盲目となる」と言いました。
「経験」よりもサンプル数は多い。
でも、歴史に残るような一大事や偉人の人生を卑近な自分の人生とつなげるのはちょっと無理がある。

私は「想像力」が大事だと思います。
「想像力」を用いて、「ある行動選択がどのような結果になるのか」を想像する。

「歴史」や「経験」なんかは、「想像力」を発揮するための道具に過ぎないと思います。
「親や教師や友人の言葉」や「直観」なんかも「想像力」の道具に過ぎない。

あくまでも主は「想像力」。
「想像力」を退化させてしまってはいけません。
想像力に欠けると、学びが制限され、偏狭で鈍感な人間になってしまうと思います。