英語は英語?

よく、「受験英語なんていうものはない。英語は英語だ。」という言葉を耳にします。
なんか、格好いい言葉です。
本当の英語力を身につければ、コミュニケーションにも受験英語にも対応できる、といった意味なのでしょう。

ここで、私の疑問。
「本当の英語力って何だろう?」

本当の英語力って言うけれど、例えば正誤問題。
大学入試では正誤問題が出題されることがありますが、帰国子女や留学経験者が正誤問題で苦労している姿を何度も目にしたことがあります。
「本当の英語力」のある生徒が不正解になるのが受験英語です。

英語力の一つに「相手の不完全な英語を想像力で理解する」というものがあります。
一方で、正誤問題は「意味が通じる英文のなかにあるミスを見つける力」が必要です。

コミュニケーション英語では、相手のミスには寛容になることが求められます。
受験英語では、ミスに敏感になることが求められます。

「受験英語なんていうものはない。英語は英語だ」という先生は、「自分についてくれば、どこでも通用する本当の英語力を身につけることができる」と言いたいのでしょうが、私はこの姿勢に懐疑的です。

受験を突破するには受験英語を学ぶのが一番の近道だと思っています。