海運(外資):茨城大学2011

【茨城大学人文学部人文コミュニケーション学科】

就職活動体験記  2010年9月19日

【エントリー数】
・マイナビ 42社 ・リクナビ 20社 ・日経就職ナビ 11社 ・学情ナビ 3社
主に、マイナビ、リクナビを使いやすさ、企業の多さの点から利用。物流企業や国際貿易をしている企業を中心にエントリー。はじめのうちエントリー数は40社ほどだったが、4月後半から就職活動が上手くいかないためにエントリー数を増やした。

【説明会参加数】
・44社
1月から会社説明会に参加。説明会の予約は取るのが難しかったが、予約開始時間にパソコンから申し込むようにしたため予約が取れないということはなかった。また説明会の予約は自分が他の説明会に参加していたり、パソコンが使えない状態のときには家族に代わりにしてもらうこともあった。

【エントリーシート(履歴書)提出数】
・37社 (37社中33社は選考通過、内1社内定)
エントリーシートは、Web上でのもの、紙のものの2種類があった。提出時期も会社説明会前に送って選考に通ったら説明会に参加できるもの、説明会で用紙が渡されその場で記入するもの、説明会で用紙をもらい、後日送るもの、Web上で用紙をダウンロードして送るものなど企業によって異なった。また、企業によってはエントリーシートがなく、履歴書のみのところやエントリーシートと履歴書をどちらも提出するところもあった。

【業界・職種】
業界は物流業界、特に国際物流をしている企業に絞った。留学経験や英語力を生かしたいという想いから物流業界に興味を持ったため。また、B to Bの業種であること、企業活動がある限り物流は絶対に必要な存在であること、貿易大国日本に欠かせない存在であることから物流業界の社会貢献度の高さや仕事のダイナミックさ、グローバルさに大きく惹かれた。同じく、海外とのやりとりが多い商社への就職も考えたが、就職サイトや説明会での印象から私の性格には合っていないと考え、商社よりも物流を選んだ。私の印象では、商社の方が自己の利益を優先する、体育会系、熱血系という感じであった。
職種は事務系を希望していたがそこまで職種について強く考えたことはなかった。理由としては入社してみないと自分がどこの部署に行き、どのような仕事をするかが定かでないこと、ジョブローテーションでいろんな職種を経験する可能性が高い企業が多いからである。そのため、面接で職種について聞かれた時は自分の几帳面さや慎重さから事務系が向いているが、いろんな仕事にチャレンジしたいとアピールしていた。また、あまり私には向いていないであろう営業系も人に信頼される性格を生かして努力していきたいと言うようにしていた。

【総合職と一般職の考え方】
私は総合職を中心に就職活動を行った。その理由は第一に、私の志望していた物流企業の募集職種がほとんど総合職しかなかったからである。不景気の影響で物流企業の採用数も少なく、一般職を採用しても若干名のみであった。次に、総合職に就いて、海外出張などより幅広い仕事にチャレンジしたいと思ったからである。一般職は総合職に比べると負担が少なく、定時に帰りやすかったりするため女性には適しているかもしれないが、それよりも自分の実力でいろんな仕事をしていくことのできる仕事に惹かれた。
結果として、私は外資系の企業に内定をもらったので、総合職・一般職の区切りがない場で働くことになった。この総合職・一般職の区切りがないことがどのように影響するのかはわからないが、おそらく私は内勤業務、つまり一般職のような仕事を主にするのではないかと考えている。総合職を中心に就職活動をしたものの、そこまで総合職と一般職に対する強い想いがあったわけではないので、どのような仕事をするようになっても精いっぱい頑張ってきたい。

【大学名・学部名】
就活中に大学名を意識させられるというより、地方の大学ということを意識させられることが多かった。就活で会う就活生はほとんど東京の大学に通っている人ばかりで私のように地方からバスで東京まで通っている人が少なかった。企業(大手金融)によっては遠方から来ているということで面接をその日のうちに2回してもらうこともあった。
説明会や面接で高学歴を自慢するように自信満々に自らの大学名を言う学生も多かったがなるべく気にしないようにしていた。また、私の場合、説明会予約などで大学名からフィルタリングされて予約ができないというようなことはなかった気がする。それは私が物流志望であったこと、大手志望ではなかったことが影響しているかもしれない。
学部名について意識させられたことはほとんどなかった。「人文学部」ということでどのようなことを学んでいるか想像しにくい学科であるため、研究分野について聞かれることはあった。

【就職活動の流れ】
8月:日本経済新聞主催の就職セミナーに参加。
3日間のセミナーで新聞の利用方法や自己分析の仕方についての講義を受けた。
セミナーは日経新聞購読3カ月が付く。
就職セミナーでもらった業界地図で業界について学ぶ。
インターンシップは参加しなかった。
2年のときにすでにインターンシップを経験したため。また就活でそこまでインターンシップの経験は関係しないと聞いたため。

9月:就職サイトを利用していろんな企業を知るようにした。
(ただ、貿易を行う企業ばかりに目が行き、あまり他の業種の企業を見なかった。もっと幅広くいろんな業界を見ておくべきだったと思う。1つの業種に絞ると他の業種のことがわからず、就活で行き詰ったときに他の業種の企業の選考を受けることが難しくなった。)

10月:就職サイトのリニューアルオープンと同時にエントリーを開始。
自己分析を始める
就職サイトのEXPOに参加
英語検定、TOEIC受験
大学の就職支援センター主催の就活スクールに参加
(毎週水曜に、東京から講師が来て、自己分析や面接についての指導を受
ける。事前登録制で、40名ほど限定。11月後半まで続く。)

11月:漢字検定受験
SPIの勉強を開始
大学の就職講座に参加(毎週水曜にあり、自由に参加できた。)

12月:大学の就職講座に参加
(エントリーシート対策、就活メイク・ファッション、面接対策、学内企業説明会)
会社説明会の予約開始

1月:会社説明会参加開
エントリーシート提出開始
業界本で物流業界について勉強

2月:会社説明会ラッシュ(週3回ほど東京に通う)
選考開始
SPI以外のテスト勉強(Webテストやテストセンター、GAB、一般常識)

3月:エントリーシート提出ラッシュ

4月:テストラッシュ(筆記試験、Webテスト、テストセンター)
選考ラッシュ

5月:2月頃から選考を受けていた企業に落ちる。→新たにエントリーを増やす
物流業界以外にもそれまで見ていなかった業界を見出す。(金融など)

6月:新たにエントリーシートの提出や会社説明会の参加を始める。
東京にいる妹のところに泊りこみで就活をする。

7月:中旬に内定をもらい、就活を終わらせる。

【さいごに】
就職活動を終えた今思うのは本当に自分が働きたいと思う企業に内定をもらえてよかったと思うこと。受験勉強もつらかったが、就職活動もかなりつらかった。受験勉強はただ机に向かって勉強をすればそれなりの実力が付き、それに伴った結果がついてくる。だが、就職活動にはこれをすれば大丈夫というものがない。人と人との相性や縁、運で決まってしまうことが多い。人が人を見て選ぶのだから仕方のないことだが、多くの企業の選考に落ち続けると自分自身が否定されているように感じてしまい、自分が何をすべきなのか見失いそうになってしまうこともあった。また就職活動は今後の人生の在り方を左右させる大事な通過点でもあるため、より慎重にならなければならなかった。選考が上手くいかないからと他の業種の企業を受けたこともあったが、やはり自分の納得ができず、嘘の面接になってしまい、結局それが面接官にも伝わり落ちることもあった。自分が今後何をしていきたいのか、また自分はどのような人間で何に向いているのかということをきちんと考えなければ就職活動は上手くいかないし、もし内定をもらえて働くようになっても長続きしないように思う。今思うと、そのように自分の過去、現在、未来を考え直す機会を得ることができたのはよかったし、これから社会に出ていく上で、就活という試練を乗り越えることができたのだから、就職してからも頑張っていけるような気がする。
また、就職活動は絶対に1人だけではできなかったと思っている。いつも影で支えてくれた家族や、愚痴を聞いたり相談に乗ってくれたりした友人たちがいたからこそ、どんなにつらくて大変でも就職活動に取り組めたと思う。自分自身のことややりたいこと、また周りの人間の大切さを気付かせてくれた就職活動はとても貴重な経験だった。