上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科2015

上智大学文学部2007


【上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科2015】
<2015年9月13日>
進学先:上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科
学部名を以下FGSと略してしまいます。

1 FGSを選んだ理由
国際関係学、国際協力論、アフリカ研究等のカリキュラムが1学部内で纏まっており、かつ充実していたためです。
(このアフリカ研究学については後述します。)
これは入学前の理由です。入学してから気付いた魅力もたくさんありました。
FGSには経験豊かで興味深い話をしてくださる先生がとにかく多いです。遊牧民と暮らしていた先生もいらっしゃいます。授業は 1・2年生で概要をざっと教わり、3・4年生で専門的な内容を深めていく感じです。
また、FGSには活動的な学部生が多いので、良い影響も受けています。学生が中心になったネーパル募金やマスク送出プロジェクト等が学部・学校単位で動いています。

2 学部の授業
学部の授業は地理・世界史を基礎としています。
1年生の必修授業には
・地域研究入門
・グローバルスタディーズ入門
(↑この2つは世界を北米 中東 東南アジア 東アジアetcの数地域に分けて、それぞれの地域の担当教授が文化風習等を教えてくれます、高校でいうと地理の授業)
・国際関係学入門
の3つに加え、
・ACADEMIC COMMUNICATION(英語の授業)
・体育
・キリスト教人間学
等があります。

選択授業としては
中東研究(イスラムの歴史と文化)、
アフリカ研究(アフリカ各地の文化や紛争の歴史をざっと教わる)、
市民社会論、
平和学(平和学といっても紛争と抑止の歴史について学ぶ授業なので、片寄った授業ではないです)、
フィールドワーク論(FWのいろは)
等があります。

あとは全学部共通科目も豊富です。すみません多すぎて書ききれないので詳しくはカリキュラムを見てください!😭
この科目として、仏語や西語等のメジャー言語、アラビア語やスワヒリ語等のマイナー言語の授業もとれます。研究したい地域の言語が大抵そろっています。

3 その他
これは〇〇先生には言っていない事なので、もしFGSを受ける学生さんがいたら先生からお伝えいただければと。
〇〇高はどちらかというと国公立大進学を重視する高校なので 上智大学の推薦入試のデータがあまりありません。
その為、上智進学生を多く出している別の高校の先生に指導を頼むのもいいと思います。
私は教会のシスターが紹介してくださった〇〇学院の先生に 志望書や面接の練習をお願いしました。私が今書いているようなメールもその先生の元教え子であるFGS在学生の方から頂き、色々と参考になりました。
クリスチャンである事も志望書に盛り込むよう教えていただきました。
これがどの位評価に関わるかどうかは分かりませんが、キリスト教の教えを学んでいることをアピールするのはプラスになると思います。その他も色々ご指導頂きました。
長文失礼致しました、少しでも受験生の方の参考になってくれれば幸いです。


【上智大学文学部2007】
<07年4月19日>
(学外環境)
駅から近く、四ツ谷界隈がオフィス街ということもあって、昼夜を問わず大学付近には人は多い。立ち並ぶビル群を見るに、いかにも都心然とした雰囲気だが、喧騒さはなく、比較的静かであるといえる。

(構内)
学内はかなり狭く、歩くと知り合いに出くわすことは多々ある。普段から学生達でごった返しているこの大学は休日に至っても人は多い。しかも狭い上に、学内構造が複雑で、案内表示も少ないため、初めて来校した人は高確率で道に迷ってしまう。狭いのは都心に位置するため止むを得ないのだが、せめて案内表示だけでも改善してもらいたいところである。来校者に優しい学校かというと、疑問符がつく。
とまあ、いかにも堅苦しい内容ですが、これからこんな感じでちょっとずつ情報を送っていきます〓

<09年3月30日>
お久しぶりです。お聞きしたいことがあるのでメールしました。上智大学は2次試験があるのですが、2次試験ではどのようなことが問われましたか?お手数とをおかけしますがよろしくお願いします。

<09年4月4日>
毎年学科毎に設問が異なり、試験問題は試験終了時に回収の上非公開の扱いとなりますので的確なことは言えませんが・・・
①設問
史学科に関しては、私の受験時には中国近現代史より南京大虐殺についての新聞記事を提示され、自身の論を仕上げる、というものでした。予めワードのレベルが高い、という訳ではなく、あくまで「いかに事例を挙げて、自論を展開し得ているか」という筋を求めているのは他大学の試問と相違のないところで、全学科の二次試験に共通して言えることです。又、一般的によく知られている、もしくはホットなテーマが出題されるようで、文系二次での不安要素となる地歴・公民についてどちらを受験科目に用いたかによって生まれる格差は無いものとみて問題ありません。
②注意点
むしろ二次突破にあたってポイントが高いとみられるのは「自分で理解できる論を構築できているか」ということです。一般に小論文の参考書等では具体例の挿入が重要とされていますが、当学に限らず記事等メディアを介したものを提示されての論述試験の場合、出題内容自体が既に一般・具体化されているために、更なる例示は困難です。例を挙げるということはすなわち「事例の持つ枠を出ないよう注意を払って文章を書く」という制約じみたことにもリンクしますので分野の外れ過ぎたものを持ち出すのは危険です。やはり採点者側として第一に目につくのは結論なので、具体例もその結論を踏まえてあたるものとして扱われます。以上の点から例示は結論を考えて脳内に残しておき、論流れをつかんでおくことを要するので、必要外、あるいは自分の言わんとすることとの整合性が不明瞭なのであれば記すのは控えるべきべきと言えます。ただ、出題テーマにピンポイントに当てはまる事例や他論をよく見知っているということであれば活用してもよいでしょう。その際は提示された記事と、自身の示した事例との間の距離をはかる考察(双方の言の批評・自論へのつなぎ)は必ず入れるようにしてください。それによって自身が書くことをどれだけ理解しているか、ということを見定める基準を採点者側に提供し、着眼点を強調することになるのでプラスに作用します。
つまりは「論より結論」です。結論を常に頭の中に縛りつけて文章を書くように心がけてください。他人に理解してもらう、ということを主とするには時間上(60 分)厳しいものがあります。結論というはっきりとしたものを制約として置き、文始めや具体例を使い回すという具合がいいかと思います。「自分の理解できる論立て」はここから得られるものです。
長くなりましたがキーワードは「具体例偏重の回避」と「始めに結論ありき」です。突発的に思いついたワードをも書き記し、肩の力を抜いて結論中心の文を書くことに終始しましょう。時間を気にするどころではないはずです。
③対策
国語の評論問題の文が手をつけやすい素材となるかと思います。論述試験を意識するのであれば問題を解いて終わるのでなく、別に文章構成の視点から文章をよむべきです。小論文のテキストは多く出版されていますが、学ぶよりかは真似た方が効率がよいです。この作業をさっとしてさえすれば後は自身の入試試験レベルの知識を蓄えるのみで十分です。その点では、少し書き物に慣れているという条件に限り、一次試験結果発表後に対策を始めても間に合うかと思います。又、二次試験は自分のやりたいことへの情熱があれば問題なし、と言っても過言ではないので入学後を見据えるつもりで受けるのが面白いでしょう。一次試験合格による脱力感は相応にあると思いますので。

・・・と、長々と偉そうなことを書きましたが、この程度のものでも多少お役に立てたら、と思います〓携帯電話からの駄文、失礼いたしました 。。。

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