可能性の可視化

進研模試がありました。
模試の後はテスト直しが定番です。
テスト直しというと「どこを間違えたか」を把握し、「どのように解答すべきだったか」を理解するだけの生徒が多い。
私はこれに加えて、偏差値を5上げるために、以下の作業もやってもらいたいと思っています。

「あと10点分をどこで確保できたか?」を10点分探す。
「冷静に考えてみると、ここはできていたはずだ」を
10点分探す。

今回のテスト(100点満点)では、偏差値を1上げるためには2点加算が目安です。「ここはできたはずだ」を10点分探すことで、次回の模試で偏差値を5上げる可能性が出てきます。
これは「次回のテストで10点上げる可能性を可視化する」ということです。
「可能性」が可視化できると、学習の質が変わってくると思います。

ちなみに、もうすぐ第1回全統高1模試の結果が返ってきますが、200点満点のテストでは、偏差値を1上げるためには3点加算が目安です。
結果が返ってきたら、問題冊子と解答用紙と解答解説冊子を吟味して、「ここはできたはずだ」を15点分探してもらいたい。

可能性の可視化
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