私たちが情報に接する機会は平等(?)です。
しかし、得る情報はそのアンテナの張り方によって異なってきます。
これは、社会問題に対することばかりではありません。
授業も同じです。
講演会の後に生徒を指名して「何の話だったか?」と尋ねたことがあります。
答えられない生徒がいました。
一方できちんと答えられた生徒もいました。
同じ空間で同じ時間を過ごしたのですが得るものが異なる。
授業も同じです。
同じ空間で同じ時間を過ごしていても定着度が異なります。
これは「アンテナ」の問題です。
アンテナが張られているとは「情報を得る準備ができている」ということです。
情報を得る準備ができているということは「問題意識がある」ということです。
アンテナには問題意識が必要ですが、さらには「伝える機会があるか」も重要です。
伝える機会がある人は、伝える内容のネタを探すものです。
結果、アンテナを張ることになる。
アクティブ・ラーニングが流行っているのはこういったこともあるのでしょう。
付き合う人間も重要です。
これは「伝える機会」に直結するからです。
知的な集団に所属していると会話も知的なものとなり知的なアンテナを張ることになります。
ちなみに、テストも立派な伝える機会です。
アンテナを張る