東京外国語大学フランス語A先輩

結果として、東京外国語大学外国語学部フランス語学科に後期日程で合格し進学しましたが、第一志望は上智大学でした。

•センター試験の重要性
私の受験の成功と失敗の分岐点は、センター試験でした。センター試験は、私立専願の人にも非常に重要になると思います。センター利用で希望の大学を取れれば、個別試験を大学まで受けに行かなくていいし、何よりそれぞれの大学の対策をしなくて済みます。
私の場合、第二志望の津田塾が自己採点で合格圏だったので、第一志望の上智の対策に、集中的に取り組むことができました。もしセンター試験を失敗していたら、記述とマークの両方の対策をしなければなりませんでしたし、受験日が前後していたのでどちらも手を抜けず、両方落ちていたかもしれません。

•私立文系の心構え
私立文系の受験には、合格点科目(合格点が取れる科目)と得意科目(他の失敗を取り戻せる科目)の2科目が最低でも必要になります。私は日本史の取りかかりが遅く、日本史を得意科目にすることができなかったので、英語を合格点科目、国語を得意科目として受験することにしました。しかし受験が終わった今、そのことを本当に後悔しています。なぜなら、国語より日本史のほうが安定して点数がとれるからです。
国語は、緊張すると文章を論理的に読むということができなくなります。また、歴史は一問一答という問題集があるように、設問と答えがだいたいパターン化されていますが、国語はそうではありません。私立文系の人は、歴史を得意科目にすることをおすすめします。

・上智大学対策
私のとった上智大学の対策を書きます。上智の英語の特徴として、読解量が多く時間が足りないといったことが挙げられます。しかし、その分一つ一つの選択肢は短く、解答の根拠も明確です。私は、速読しつつも正確に文章の内容を捉えることを意識して勉強しました。英文を前から読むようにしていました。速読を意識して多くの英文を読むことによって、英単語についてはある程度「いちいち日本語に訳さなくてもいい」ようになっていきました。役に立ったのは『速読英単語上級編』です。難易度が高い文章で構成されているので、難易度の高い英文を探してコピーするといった手間が省けました。単語も覚えられるのでお勧めです。『速読英単語上級編』については高3の夏から始めましたが、この時点では英単語を覚えることを意識するだけで、実際に英文を読み込んでいったのはセンター試験後です。文法問題集については『Next Stage』しか使っていません。毎朝、学習室で繰り返していました。
国語については、過去問を解いていただけです。過去問を意識して取り組むようになったのは高3の夏以降で2週間に1回くらいやっていました。センター後はほぼ毎日取り組みました。学部は文学部に限定せずに上智大学の過去問はなるべく多く取り組むようにしました。
日本史についてはとにかく過去問です。上智大学の日本史は過去問から多く出題されるのでできるだけ多く取り組んで復習もしっかりとやって下さい。「できるだけ多く」と矛盾するようですが、やりっぱなしではいけません。復習もしっかりとやらなければならないのでそれほど多くはできません。要は過去問を大事にするということです。私はセンター試験後に過去問をやり始め5年分解きました。日本史については学部によって出題形式が異なるので、私は文学部の過去問に絞ってやっていました。上智の日本史は細かいことが結構聞かれるので勉強するときには『用語集』は必須です。

・最後に
いい意味でも悪い意味でも最後は「自分」だと思います。誰も代わりに受験してはくれません。勉強するのもしないのも自分次第、諦めるのも諦めないのも自分次第です。合格を手にした人は、みんな強い意志を持った人なのだと思います。後輩のみなさんも、強い意志をもって受験生活を送ってください。