情報収集マインド

勤務校では全ての生徒にiPadを購入してもらっています。
生徒や保護者への資料配布や連絡といった場面ではiPadは本当に便利な道具だと思っています。

勤務校では連絡はClassiを利用しているのですが、これには「見ました」機能があります。
受信者が「見ました」を押すことで、送信者は「みんなが確認した」と安心することができます。
しかしながら、「見ました」を押さない生徒が多い・・・
なぜだろう?と考えてみました。

おそらく、「見ました」を押すような習慣、相手に「分かりました」と伝える習慣がないのでしょう。

たとえば、Lineは既読をつけないで読むようです。
既読をつけないで読むことによって、その投稿への責任を回避することができます。
既読をつけてしまうとその投稿に反応しなければならないと思うものです。
投稿に反応したくないから既読をつけないようなのです。
こういった「読んだと知られたくない」気持ちが、「読んだことを知らせない」習慣を作り、Classiの投稿に「見ました」を押さない行動につながっているのでしょう。

しかしながら、こういった習慣はすぐにでも捨てるべきだと思います。
こういった習慣の背後にある気持ち「(Line等で)読んだと知られたくない」気持ちは、「与えられた情報に責任を持ちたくない」ということです。

皆さんは「情報収集を面倒くさいと思わない頭」、「情報を処理しようとする頭」を作り上げていかなければならないのですが、これは「与えられた情報に責任を持ちたくない」とは相反するものです。

さらに、ところで、Lineですぐに既読をつけないのは、相手に「暇な人」といったイメージを与えてしまうことを避けたいといった心理も働いているようです。
なんか変なことに気を遣うものですね。

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