1. 模試だと思って受ける:模試よりもはるかに楽な日程
今までで一番楽な日程だ。余裕を持って受験できるはずだ。
2. 失敗は前提
失敗を恐れないこと。共通テストでは20点の失点なんて普通。「数学で最初の1題を間違えてあとは五月雨式に20点の失点」だとか。でもこんなのはどんな受験生もしている失敗だ。失敗しないで5教科7,8科目を乗り切るなんて不可能。誰もが失敗する。だから、失敗で合否は決まらない。普通にやって普通に失敗すればよい。
3.時間配分に注意
熱中するあまり、時間配分を忘れるなんていうことのないようにすること。共通テスト本番は模試以上に「考えさせる問題」が多く出題されるので時間オーバーになりがちである。「できない問題は後回し」も必要である。後回し問題のマークし忘れに注意。
4. 傾向が変わっても慌てない
傾向が変わっても適切な時間配分でやること。条件はみな同じ。
5. 行き詰まったらもう1回問題をきちんと読む
行き詰ったときには問題を読み違えていることがある。
6. きちんと考える
現社や理科基礎などは「きちんと考えれば解ける問題」が存在する。「知らない=できない」といった考えは捨てること。時間を余らせるなんて論外である。
7. マークミスに注意
所々で解答番号を確認して解答のズレを防ぐ。
8. 見直しをきちんとやる
時間が余ったら必ず見直しをする。最初の答えと見直しの答えとで迷ったら最初の答えを優先させるとよい。時間配分を守るために「とりあえず~番としておいた答え」もあることだろう。もう一度見直すこと。
9. 血行を良くすること
休み時間(特に昼休み)は散歩をするとよい。受験票を持参すること。
10. 試験監督は味方
試験監督が試験場に入ってきたら「味方」だと思え。わたしも入試の試験監督をやるが、試験監督は「自分の試験場の生徒には全員合格してほしい」、「何とか受験生の力になりたい」と思うものだ。
11. 前の試験の話は絶対にするな
終わった試験の話は絶対にしない。次の試験に全力を尽くす。周りで終わった試験の話をしている連中がいるかもしれないが、耳を傾けない。饒舌な輩を見たら「自信がないんだな」と冷めた目で見てやれ。
12.「分からなかった」という感覚があるほどできている
「分からなかった」と思うのは分からなかった問題が少なかったからである。分からなかった問題が印象に残ったのだ。試験終了後に「分からなかった」と思っても、問題のないことが多い。
13. 早めの行動を心がける
時間に余裕があると心にも余裕ができてケアレスミスが少なくなる
14. 前日は眠れなくても心配しない
1日や2日、眠れなくても、次の日のパフォーマンスは落ちない。ゆったりと過ごせればよい。
15. 高望みをしない
道理は「あるものしか出せない」である。「ないもの」を出そうとすると「あるもの」も出せなくなる。前日に詰め込む、直前に詰め込む、こういった作業は「ないものを出そう」とする心理状態。前日と直前にやるべきことは「詰め込み」ではなく「模試で間違えた個所の確認」である。
16. 重ね着
温度調節ができるように重ね着が基本。コロナ対策換気で冷えることもある。