大学入学共通テスト

大学入学共通テストが終わりました。
本日解いてみました。
明日ではなく今日解くことによって共通テスト対策について1日多く考えることができます。

感想は「日本語を読むように英語を読むことができるようにならなければならに」というものです。
生徒には以前から「”今日”を英語で言えますか?」と言ってきましたが、まさにこの力が必要です。
「日本語を読むように英語を読むことができる」と言っても、入試現代文とは違って英文レベルは易しいですし設問も入試現代文ほど複雑ではありません。
レベルの目安は進学校で採用している「Communication英語Ⅰの教科書」。Communication英語Ⅰの教科書を「日本語を読むように」読めるようになればOK。
ただし、1Lessonではありません。8Lessonsを休みなく一気に「日本語のように」読む集中持久力が必要です。

トレーニングとしては、
①「Communication英語Ⅱの教科書」レベルの長文問題集に取り組む。
②予習は「テスト形式→精読・リーズニング」で行う。
「日本語を読むように」とは「適当な早読み」ではありません。
「日本語を読むように」には「正確に読める」が含まれます。
ちなみに、精読はできるようになったら精読が精読でなくなります(意味不明?)。
本番では「解答の対応箇所を探す」といったことが要求されますが、予習のリーズニングで解答の対応箇所を探す習慣を手に入れたい。
③復習は「前からかたまりごとに意味が通るようになるまで音読」を行う。
これは速読対策、リスニング対策に必須です。
絶対に必要なのですが、やらない生徒が多いので困っています。

共通テスト英語は「筆記100点+リスニング100点」ですが、多くの大学は「筆記200点+リスニング50点」といった扱いをします。
国公立大学二次試験も私立大学個別試験も推薦入試も英語は筆記重視です。
「今日=today」レベルになるように「正確な多読」に取り組んでいきましょう。
(もちろん、「今日=today」レベルはリスニングやスピーキングこそ必要なのですが)

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