勉強が出来る人は隙間時間の活用が上手いと聞くことがあります。
これについては「なるほど」と思うところがあるので、今回は隙間時間の活用を取り上げてみたいと思います。
「まとまった時間がないと勉強に入れない生徒」がいる一方で、「ちょっとした空き時間に勉強ができる生徒」がいます。
「ちょっとした空き時間に勉強ができる生徒」の特徴として「取り掛かりが早い」、「スッと勉強に入ることができる」、「やるべきことが分かっている」が挙げられます。
ところで、私たちは「まとまった時間」を1日にどれくらい確保できるのでしょうか?
私たちは1日の中で「まとまった時間」よりも「ちょっとした時間」の方が多く確保できるものです。
さらに、「ちょっとした時間」を足してみると「まとまった時間」よりも多くなるというのもよくあることです。
こう考えると、隙間時間を活用できる生徒の方が勉強が出来る傾向にあるというのも頷けます。
生徒は「隙間時間の活用」を意識しなければなりませんし、教師は生徒に隙間時間を活用させるような指導をしなければなりません。
生徒は隙間時間を活用することに慣れることで「取り掛かりが早い」、「スッと勉強に入ることができる」、「やるべきことが分かっている」ように変化していくものだと思います。
現在私が生徒に隙間時間の活用の訓練に使っているのが「じゃれマガ」というメルマガ。
月曜日から金曜日まで毎日ちょっとした英文のエッセイが届きます。
読むのに5分もかかりませんが、毎日メールを確認して英文エッセイを読むのって面倒なものです。
しかし、面倒だと思うこともやってみればすぐに終わることが多い。
「面倒だと思いながらちょっとしたことを継続すること」と同時に、「面倒だと思うこともやってみればすぐに終わるということを体験していくこと」が隙間時間を活用しようというメンタルにつながるのではないかと思っています。