学習借金の返済

【成績が伸びる条件】
成績が伸びる条件は「過去が分かっている」です。
授業は「過去」を前提に進んでいきます。
「過去」が身に付いていれば「授業についていくこと」ができる
一方で、「過去」が身についていなければ「授業についていくこと」ができません
「過去」が身についていなければ、授業は自分の理解よりも速いスピードで進んでいってしまいます。
授業をきいても理解できません。
「成績が伸びる条件」の第一歩は「授業についていくこと」であり、「授業についていくこと」の条件は「過去が分かっていること」です。

【積み重ね】
日々の行動が「積み重ね」を作ります。
「積み重ね」と言うと「進歩」のイメージがありますが、今回取り上げたいのは「マイナスの積み重ね」です。
1日3時間の家庭学習が必要だとしましょう。
1日90分しか勉強しないと、毎日「マイナス90分」が積み重なっていきます。
月曜日から土曜日まで、毎週「マイナス9時間」の積み重ねです。
新学期になって3週間が経ちました。
1日90分しか勉強していないと、ここまでで「マイナス27時間」の積み重ねです。

【学習借金】
マイナスの積み重ねはそのまま「学習借金」となり蓄積されていきます。
「学習借金」があると、「授業についていく」のは難しくなってしまう。
授業が自分の理解よりも速いスピードで進むことになってしまうからです。
授業についていけるようになるには「学習借金」を返済しなければなりません。

【返済計画】
「学習借金の返済」を考えてみましょう。
1日90分しか勉強していない生徒はここまでで27時間もの「学習借金」を抱えてしまいました。
これを返済するには1日4時間勉強するとして、27日間もかかってしまいます。
これは、「学習借金を返すために1日プラス1時間の4時間勉強しても、借金を返し終わる27日後までは授業についていけない」ということを示しています。
学習借金は、膨らむ前に、すなわち返済不能になるまでに、なるべく早く返済しなければなりません。

【チャンス】
長期休暇は学習借金の返済のチャンスがやってきました。
今年のゴールデンウィークもチャンス。
ゴールデンウィークの目標は「4月にこしらえた学習借金を返済すること」としましょう。