小さいものの価値

私には1円玉の価値は分かりません。
1円玉を邪魔だと思っています。
1円玉を落としたら一応は探すけど、これって「もったいないという気持ち」からではなく、「ゴミを路上に落としてそのままにしてしまう罪悪感」に似ています。
否、そういえば1円玉の価値が分かる瞬間があった。
レジで「259円です」と言われ、財布に1円玉が8枚あるときなんかは、「あと1円あれば財布を軽くできるのに」と。
でもこれも、1円玉を邪魔だと思っている証左でしょう。
ところで、私が1円玉に価値を見出さないのは「お金に困っていないから」だと思います。
あと1円あればパンが買えるのに、なんて経験したこともない。

話は変わって、私はセンター試験の2点の価値は知っています。
難関大学合格者で「たった2点くらい」なんて思っている先輩はいませんでした。
難関大学合格者は誰もが2点にこだわって勉強していました。
二次試験はセンター試験で輪切りされた同レベルのライバルとの勝負です。
センター試験でライバルよりも2点でも多く取っておきたいと思うのが自然です。
そして、多科目試験のセンター試験ならライバルよりも2点多く取ることが可能です。
実際、センター試験は多科目試験ですから、穴ができやすい。
各科目で2点でも積み上げられれば14点~16点アップ。4点で28点~32点アップです。

小さいものの価値
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