脳は学習する

人間と動物の違いは「信仰」だそうです。
信仰とは、集団で幻想を信じることだそうです。
例えば、1万円札といった「紙切れ」に「1万円分の価値」を与える、というのが信仰なのだそうです。

さて、受験生もある信仰をもって勉強しています。
受験生の信仰とは「脳は学習する」というものでしょう。
受験生は「脳は学習する」と信じているからこそ、受験勉強に耐えられるのだと思います。

ちなみに、「脳は学習する」というのは、「知識や技術や発想が身につく」といったことだけではなく、「ある行動様式が身につく」ということでもあるはずです。
脳が命令して行動しているのですから。

前々回のブログに書いたように、定期試験で見直しをしなければ、脳は「自分のミスに鈍感になること」を学びます。
定期試験の見直しで、自分のミスを見つけようとすれば、脳は「自分のミスに敏感であること」を学びます。

前回のブログに書いたように、適当な早読みを続けていると、脳は「深く読まないこと」を学び、深く読めなくなっていきます。
精読を続けていくと、脳は「深く読むこと」を学び、深く読むことができるようになっていきます。

分からないからと言って、「教えてもらってばかりいる」と「教えてもらわなければできない」脳が育っていくのだと思います。
分からなくても、解答解説をじっくりと読んで自分の頭で何とか理解しようとするうちに、深い思考に耐えることができる脳が育っていくのだと思います。