コミュニケーション英語Ⅱは、「読解」よりも「コミュニケーション」に重点を置いています。
訳読式の授業ではありません。
このような授業になって気づいたことは「予習をしない生徒が増えた」です。
こちらとしては「予習で本文をきちんと理解してきている」ことを前提として発問します。
しかし、本文をきちんと理解していないので答えられない生徒が散見される。
教師の発問に答えられないようではコミュニケーションの授業は成り立ちません。
コミュニケーション英語といっても、教科書は旧態依然の読解を前提としたものです。
きちんと読解をすれば、重要語法にも重要熟語にも重要構文にも触れられるようになっています。
きちんと読解すれば、重要語法にも重要熟語にも重要構文にも「気づく」機会をもつことができます。
(受験で重要な能力に「自ら気づく」があります)
更に言うと、「アウトプット」も重要ですが、今はまだ「インプット」の割合が多くあるべき時期です。
読解前提の教科書をきちんと読解することで、さまざまな情報がインプットされるはずです。
読解前提の教科書を使っているのに、きちんと読解をしないなんてもったいない。
ちなみに、「適当な流し読み」ばかりしていると、「適当な流し読み」に特化した脳の構造になっていき、読解力はどんどん低下していってしまうと思っています。
C英語Ⅱの予習