本番は「怖い」

【M先輩:秋田大学医学部】
高3夏以降の模試では9割を超えていたのですが、本番で失敗し、センター試験の恐ろしさを実感しました
~中略~
英語では本当は9割5分欲しかったのですが、本番は9割ギリギリでした。やっぱり本番は怖いです。

【M先輩:東北大学教育学部】
本番と模擬試験、本番と過去問はまったく違います。特に模擬試験は、受験生が点を取れるように気を使って出題してくれますが、本番は受験生を落とすためにやっているようなものです。本番と過去問が違うという説明に関しては、実際に本番を体験してみなければわからないと思うので割愛します。

【なぜ、練習では取れるのに本番は取れないのか】

本番は「全く新しい問題」だからです。

一方、模試は「全く新しい問題」ではありません。
模試は過去問を参考に作られます。
ですから、「全く新しい問題」にはなり得ない。

他方、過去問も「全く新しい問題」ではありません。
模試を受験したら「過去問のエッセンス」に触れることになります。

参考書・問題集も過去問を参考に編集されています。
参考書・問題集をこなすことで「過去問のエッセンス」に触れることになります。

教師は過去問を踏まえて授業をします。
つまり、授業を受けていることで「過去問のエッセンス」に触れることになります。

本番は「全く新しい問題」に取り組まなければなりません。
これが「練習では取れるのに本番は取れない」理由でしょうし、「本番は怖い」理由でしょう。

【「全く新しい問題」対処法】
秋田大学医学部に合格したM先輩は次のようなメッセージを残しています、

今なら「英語のように、安心して試験を受けられる実力をつける」という目標を定めることができますに尽きると思います。

北海道大学に合格したA先輩は、私の言った「“今日”を英語で言えますか」が印象に残っていると言っていました。

*私は最初の授業で「“今日”を英語で言えますか」と訊いています。生徒は「today」と答えます。そこで、私は「知識とはそういうようなものだ。知識は考えないで即答できるレベルまで持っていってはじめて役に立つ」と言っています。

A先輩曰く、「受験で問われる知識は全ての科目でtodayレベルまで持っていかなければならない。数学や物理は暗記科目である」・・・だそうです。

全ての科目で「todayレベル」を目指す。
もちろん、全ての科目を「todayレベル」まで持って行くのは不可能だと思います。
でも、「大事な科目」は「todayレベル」まで持って行きたい。
絶対に必要になるのは「学習時間の長さ」です。