D判定。10人いたら2人合格する判定。
つまり、D判定の生徒の上位20%に入れば合格できるのです。
言い換えるなら、D判定をとった模試の後の生活で、D判定の生徒の中で上位20%に入るだけの学習量を確保すれば合格できるのです。
仮想ライバルをD判定の生徒にしてみましょう。
同じD判定の生徒の中で上位20%に入るように(10人中2名に入るように)勉強する。
相手は所詮、同じD判定です。
同じD判定の生徒に勝てないとしたら単なる努力不足です。
「A判定の生徒に勝て」と言っているのではない。
才能の問題ではありません。
諦観尚早。
A判定。10人いたら8人合格する判定。
つまり、A判定の生徒の上位80%に入らなければ合格できない。
言い換えるなら、A判定をとった模試の後の生活で、A判定の生徒の中で上位20%に入るだけの学習量を確保しなければ合格できない。
油断禁物
【不合格体験記から】
11月頃の模試で、ある中堅私立大学がB判定(合格可能性60%~80%)だったことがあります。「この大学はおそらく合格するな」などと私は思っていました。しかし、結局その大学は不合格となりました。何が言いたいのかというと、模試でA・B判定がとれても、そこで安心してしまった時点で成績は落ちてしまうのだということです。
事実。「俺、ヤバイかも・・・」と言っている人に限って合格していることが多いです。これは偶然ではないと思います。
最後まで、自分の実力を過信せず、常に疑い続けることが、合格へと導いてくれるのだと思います。
諦観尚早。油断禁物。