「コツコツ続ける」とは?

前回「漏れをなくす」といった投稿をしました。
学習から「漏れをなくす」ためには、
「やるべきこと」はきちんと書いておくことが必要です。
と書きました。

さて、「やるべきこと」を書いていくと、「こんなにできないよ」といった気持ちになります。
ここでアドバイスしたいのは「一回で完結させようとしない」です。

例えば、東北大学教育学部に進学した先輩。
彼女は、二次試験科目は「英・国・数」でした。
一方で、私大科目は「英・国・地歴」でした。
つまり、センター試験対策以外に「英国数地歴」を勉強しなければなりませんでした。

彼女が工夫したのは「現代文」の勉強です。
彼女は現代文の問題集は90分かかってしまう。
でも、1日に勉強できるのはせいぜい4時間ほど。
現代文だけに90分かけるわけにはいきません。
そこで、彼女は現代文の問題集の勉強時間を「30分×3」に分けました。

1日目30分:テスト形式で問題を解く。
2日目30分:解答解説を見ないで、リーズニング。
3日目30分:解答解説を読んで理解する。

この工夫を聞いたとき、私は「なるほど」と思いました。

このような「一回で完結させようとしない」というやり方は、成績を伸ばすには長い期間が必要になるでしょう。
成績はすぐには上がらないと言いますが、まさにその通りだと思います。

ちなみに、「結局はコツコツ続ける生徒が成功する」と言いますが、「コツコツ続ける」というのは「一回で完結させようとしない」ということなのだと思います。

「コツコツ続ける」とは?
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