知的生産者

ンガを運んでいる人がいました。通りかかった人が「何をしているの?」と訊くと、
Aさんは「見れば分かるだろ。レンガを運んでいるんだ。あー、疲れた。」
Bさんは「教会を作っているんだ。ここに教会ができたら素晴らしいだろう?」

私はここで、「労働者」と「知的生産者」という言葉を使いたいと思います。
求められる作業は同じです。
でも、仕事の質が違う。

Aさんは、ただ運ぶだけ。
この場合、Aさんは「労働者」。

一方で、未来を想像・予測して働くBさんは、建設しやすいように運んだレンガを置いていきます。
Bさんの仕事には工夫があります。
だから、Bさんは「知的生産者」。

ところで、Aさんは、もしかしたらただ運ぶだけではなく、「楽に」運べるように、「早く」運べるように、工夫するかもしれません。
こうなってくると、Aさんも「知的生産者」です。

私たちは機械ではないのですから、「労働者」ではなく、「知的生産者」でありたいものです。
与えられた仕事を「マニュアル通りにただこなす」だけではなく、「創意工夫」をしたいものです。