高いレベルの学習を!

【ライバルは誰だ?】
MARCH志望者のライバルは早慶志望者です。以下はこのカラクリです。
早慶の倍率が5倍だとしましょう。早慶志望者は5人中1人しか合格できません。
残り4人は、早慶よりも偏差値の低い大学、MARCHを受験します。
MARCHの倍率が5倍だとしましょう。5人中1人しか合格できません。
この倍率を突破するのは、早慶を第一志望にしてきたけれども、5倍という倍率の中で残念ながら落ちてしまった受験生です。
MARCHに合格するために本当に戦わなければならないのは、MARCH第一志望の受験生ではなく、早慶第一志望の受験生です。

【高いレベルの学習を!】
MARCHに行きたいならば、早慶向けの勉強をしなければいけません。
たとえば、英文の中に出てくる「注」があります。
早慶向けの勉強をしてきた生徒は、この「注」に頼らないで英文を読むことができる。
一方で、MARCH向けの勉強をしてきた生徒は、この「注」に頼らざるを得ない。
これだけのことで、試験中の余裕(スピード、内容把握、気持ち)で差が出ます。
英単語を例に挙げましたが、すべての科目で当てはまる話です。

しばしば、試験で「失敗した」と言う生徒を見かけますが、これは単に「余裕がなかった」というだけの話です。
例えば「全知識の10分の8」が要求される試験で「10分の8」しか身につけていなければ「失敗」するに決まっています。
試験には制限時間があるからです。「全知識の10分の8」が問われるならば、「10分の9」を身につける必要があります。

【志望大地滑り現象】
上記の論理は、何校も受験できる私立大学に特有の事情ですが、しばしば国公立大学にも当てはまります。
国公立大学の出願は、大学入試センター試験の点数によって左右されます。
センター試験の点数によって受験生は「動く」ことになりますが、これは「志望大学を下げる」ということです。
東大志望者は一橋大や東工大に、一橋大志望者や東工大志望者は東北大に志望大学を下げることがあります。
東北大受験者は蓋を開けてみたら、東工大志望者と戦わなければならない、あり得ることです。