滋賀県立大学環境科学部2006

【滋賀県立大学環境科学部2006】
お久しぶりです。大学生活約一ヵ月、滋賀での生活の感想を述べたいと思います。
まず嫌なことは、彦根は風邪が強いです↓常に琵琶湖から風が吹くので寒いし自転車が進まない↓しかもゴミ分別がややこしいです。彦根は特に厳しいらしいです。あと、今まで全く無関係だった“黄砂”が厄介です。雨が降ると自転車が泥々になってます。
こっちに来る前に一番関西の方言が不安だったけど、慣れると面白いです。“えらい”とか“ぬくい”とか知らない言葉がでてきて楽しいです。
滋賀県立大の特徴は一年目から専門分野をやることです。自分の興味があることを早く学べるのでオモシロイです。でも、建築はいきなり課題がでて土日も演習室にこもりました。期限が近くなると学校に泊まる人もいました。一年目からハードなのは建築だけみたいです。あと、建築は浪人も現役も同じくらいいるし編入生もいて、みんな大人です。浪人した人の話はやる気を触発させられ、自分の甘さをあらためて認識できました。
あと、この大学の環境科学部は大きな特徴だと思います。環境科学を学ぶことは、専門分野を学ぶときの視野が広がり、専門一筋で終わらない人に成れると思います。
最後に、この大学に入ってよかったと思えるのは、先生達の「学んで欲しい建築」と「自分のやりたいこと」が一致することです。やりたいことを突き通して滋賀まで来た甲斐があった!!
受験生には是非ともやりたいことをとことん追求して欲しいです。もしも「地元だから茨大」を選んでいたら全然違う道を進むことになっていたし、それはそれで妥協して大学生活を送ってたと思う。偉そうなこと言うけどセンターの結果でここ選んだんだよねf^_^;笑
では、1人でも多く滋賀に茨城人を送ってください!(関東圏から来てる人が見当りません。笑)

京都には片道980円で行けるらしいです。忙しいけど時間が出来たら建物けんがく行きたいです。
家政系はまだよくわからないけど、この学校はやっぱりどの学部も特色あるのでパンフレット、ネット、オープンキャンパスなどみた方がいいです。
建築は、①計画、②デザイン、③歴史・理論、④技術 に分けることができて、それぞれの方向の授業と設計演習の授業があります。だからと言ってどれかに絞らないといけないわけではなく、自分の学びたい授業を選択できます。それと、他の学部の授業だってやりたいなら選択できます。おれも生活デザイン学科(家政系)の授業をとったりしてます。最終的にはどれかを扱う建築家になるのだと思うが、いろいろな方向を学ぶことで、視野の広い建築家になれると思っています。
建築で学ぶこと、例えば一つの敷地に屋内と屋外があるが、完全に隔てて考えるのではなく、敷地全体の空間で建築をデザインする。つまり建物だけではなく、環境も考えるのである。さらに気候・風土、建物の構造…。一つの建築をいろんな方向からみれる建築家を目指して欲しい、ということです。
多分普通の国立大の工学部建築学科なら建築のことだけ学び、一級建築士を目指すだけだと思う。けど、この大学は環境科学部の建築なので、環境問題など普通じゃ学べないことが学べるのが特徴だと思います。
あと、受験生だと無理な話だけど、建築家を目指すなら多くのすばらしい建物をみるべきです。水戸の美術館みたいな地元にも有名な物があるよ。それと、デッサンとか絵は勉強しとくにこしたことはない。だから2年生の美術の授業は少し大切だった!

<2007年5月4日>
アイデアを練るのは大変だ。
無から有が生まれるなんて有り得ない。
どんな作品もまずは模倣から始まる。
でも自分のなかの引きだしが少な過ぎる。
納得するものができない↓
試行錯誤の連続…
気付いたら数時間…
たった何か所かの窓の形に悩んでます。

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